宿題要求対策

 伴先生は、宿題を出さないそうです。
 そのため、親から、「宿題を出してください」と言われることもあるのです。 その時、伴先生は次のように答えるのでした。

 塾や習い事に行っている子もいますので、一律に宿題を出すということはしません。
 でも、ご要望でしたら、個人的に宿題を出します。
 出す以上は必ずやってもらいますから、お母さんが家で確認して下さいね。

 これは、使えます。
 要求に応える代わりに、相手に課題を与えると、たいていの相手は要求を引っ込めるものです。
 女の子は、アドレスカードみたいなものを持っていて、それを「書いて」と言って持ってきます。
(あのカードは、書くのがずいぶん手間なのです。趣味や性格、好きな芸能人など、あらゆる質問事項があったりするのです。)
 そんな時、私は、「まず○○さんが書いてきて、それから先生が書きますから。」と言っているのです。

(2001.4.29)