一人一当番制システム

『教室ツーウェイ』を読み直そうかな、と思って、2002年度の12冊を引っ張り出してきました。1986年の呼びかけ号から読み直してもいいのですがいつも途中で挫折するので、新しい年度から読み直すことにしました。
【2002.4 №248】河田孝文「集団維持システムを起動させる」
 一人一当番のチェックシステムが絶品です。箇条書きしてみます。

①一人一役の当番を決める。
②一人に一枚ずつ札をつくる。
③札の表は、仕事と担当者名。色は黄色。
④札の裏は、仕事をしました。色は緑色。
⑤札の両端に輪ゴムをつけ、画鋲で固定する。
⑥仕事を終えた子は、札を裏返す。
⑦日直(一日一人の輪番制)は、帰りの挨拶の後、黄色のままの仕事はすべてやらなければならない。
⑧日直は、任務完了の日誌を担任に提出してから帰る。

 さすが河田先生です。細部には渡って詰めています。 

(2003.4.4)