授業のしつけ

『教室ツーウェイ』のバックナンバーを読み直しています。
 とりあえず、全ページめくります。(フォトリーディングです。)
 でも、注意して見ているのは、執筆者名です。
 向山洋一氏・伴一孝氏・谷和樹氏・河田孝文氏・松藤司氏の方々が執筆者のものは、ザッと目を通します。
 この人達の書くものなら、見て損はない、と思うからです。
 特に昨日いらい、河田氏の文章が気になっています。
 今月号のツーウェイにも河田氏が書いていました。

「黄金の三日間、何をすべきか 授業のしつけに全力を注ぐ」
 河田氏は、①ノートに日付を書かせ、②日付の隣にページ数を書かせ、③ページ数を赤鉛筆で囲ませ、④三行目にタイトルを書かせ、⑤書けた子にノートを持ってこさせます。そして、
「言われたとおりに書いていません。書き直してらっしゃい。」
と、授業のしつけをつけていくのです。
 河田氏は、次のように言っています。その通りなのです。

 教師は、授業で権威を確立する。権威が確立できれば、残り二つの型は容易にできる。
(残り二つの型というのは、学級のシステムと学級のしつけのことです。荒井)

(2003.4.5)