1年間を維持するしくみとルール

『教室ツーウェイ2001.9 №236』の向山氏の「向山実践の原理・原則 なぜライブが大切なのか」には、学級を1年間維持していくための手だてが書かれています。向山氏の文章を箇条書きで紹介します。

①学級集団が、生活していく「しくみ」をつくり育てる。
②次に「ルール」を決めなくてはいけない。
③決めたルールはみんなに守らせなければならない。
④更に「ルール違反」をした子を叱らなくてはならない。
⑤叱るのは「短い時間」で「ビチッ」と決めなくてはならない。
⑥中には、「悪さ」を認めないヤンチャもいる。
 (1)クラスのみんなを味方につける。
 (2)「父・母」を使う。
 「君のお母さんやお父さんはそういうことを認めているんだね?先生は手紙を書くから、返事をもらってらっしゃい」
 「今すぐ電話して確かめてみよう。お母さんどこにいますか?」

 しくみを作り、ルールを決めて守らせ、ルール違反を叱る。なるほどです。

(2003.4.6)