知的な授業BEST5

 今日は、淀川部屋でTOSSデーの打ち合わせをします。
「学級の荒れを防ぐ知的な授業BEST5」のレポートも必要となります。
 いよいよベスト5を絞ってみることになります。

第1位 漢字探しの授業
 田+×の中から、漢字を探し出す向山氏の実践です。これを1位に持ってきたわけは、応用ができるからです。
 最初に8個ぐらい見つけた子に板書させ、次からは
「これに3個たせる人?」
と教師が聞き、子どもに書かせていきます。
 最終的には、
「これに1個たせる人?」
と、聞くことになるわけです。
 そうすると、たくさん書いてなくても、みんなと違うものを見つけた子は、最後の方で活躍できるあけです。
 この探す授業は、口に二画たす漢字探しや、人偏の漢字探しなでも使えます。 みんなが活躍できて応用性のある授業ということで、1位としました。
 もちろん知的な授業でもあるわけです。

第2位 難問の授業
 難問は、子どもの頭をふる回転させてくれます。
 5問から1問選ぶテスト形式のものもあれば、授業のすき間時間にする難問もあります。(空白禁止の原則)
 TOSSデーの講座では、○に4本の直線で分ける授業をするつもりです。

第3位 漢字文化の授業
 「土」と「生」の成り立ちを教える向山先生の実践。
 「育」の成り立ちを教える奥先生の実践。
 漢字文化の授業によって、漢字の学びが知的なものとなります。

第4位 一字読解の授業
 短い問いを次々と出して解かせていく授業です。
 この授業によって、テストの解き方を学ぶこともできます。基本的なことも学ぶことができます。
 国語だけでなく、社会や他の教科にも応用できるのです。

第5位 パソコンとプロジェクターを使った授業
 教室にノートパソコンとプロジェクターを持ち込めば、インパクトのある知的な授業を追試することができます。
 これを第5位に持ってきたのは、ここまで踏み込んで授業をする人はなかなかいないからです。でも将来的にはこれぐらいはできるようになってほしいのです。

(2003.4.11)