理科専科は、明日の授業を前の日に準備しているようでは、駄目です。
1週間先2週間先を見越して、物と用具の準備をしっかりしておかなければならないのです。
とはいっても、今の私は、まだ明日の準備に追われている状態です。
理科は2時間続きがあるので、一気に2時間分準備しないといけないクラスが出てきます。
クラスによっては、今日1時間、明日2時間続きというのがあり、3時間分の授業を準備しておかなければなりません。
担任なら、理科の準備ができてないような時は、歴史カルタをやったり、百人一首をしたりすることができました。理科専科はそうもいかないのです。
さて、明日は、6年の燃焼の授業があります。
アルミ缶の中で、わりばしを燃やす実験が最初です。
側面に穴なし、上に穴あり、下にあり、の3条件でやります。
明日のために、今日、空き缶探しをしていました。(生活科室で見つける。)
管理作業員さんに鉄切りバサミと電動ドリルを借りました。
そして、予備実験。
やっぱり予備実験はするものです。(つづく)
(2004.4.14)
以下の3種類のアルミ缶の中に、わりばしを3本ずつ入れ、火を付けました。
A 穴なしアルミ缶(上蓋のところは3つともあいている。)
B 穴上アルミ缶
C 穴下アルミ缶
子どもの予想でも、大人の常識でも、Cの穴下アルミ缶が一番燃えると思います。そして、Aがあまり燃えない、もしくは途中で火が消えると、予想するかもしれません。
予備実験してみると、ABCそれぞれの缶のわりばしは、しっかりと最後まで燃えました。
ただ、炎の上がり方に違いがありました。
Cの穴下アルミ缶の炎は、すごく高いのです。
そして、Cのアルミ缶は、缶の周りが真っ黒になったのです。
AやBは、ほとんど燃え方は変わりません。
Cと比べると、缶の周りは最初とほとんど変わりません。
この違いを気づくためには、実験は真新しい缶を使う方がいいわけです。
(2004.4.15)