ちっ素って何?

 空気の成分を教えました。ちっ素約80%・酸素約20%・二酸化炭素など約0.04%という空気成分表をノートに写させたのです。
 この時間の「今日学んだこと」に,次のように書く子がいました。

「空気の成分は,酸素よりちっ素の方が多かったのがすごくすごくショックだった。」

 あらためて考えてみると,窒素は約80%もあるのに,どんな気体なのか,今まで教えたことはありませんでした。
 実験の中でも,窒素を扱ったりもしません。
 昨年のテストを思い出してみると,ちっ素を書けなかった子もいました。
 窒素を印象づけるようなお話を私がすべきなのです。
 そこで,インターネットで,窒素について調べました。
「ちっ素って」と入力して検索すると,学研の質問コーナーに分かりやすい説明が載っていました。
http://kids.gakken.co.jp/campus/parents/faxbox/s_kyoka_rika/rika6/rika604.html

 ちっ素は、不活発な気体で、なかなかほかの物や酸素と結びつきません。酸素は、活発な気体で、ほかの物と結びつきやすい性質をもっています。そのため、物を燃やしたり、空気中で金属をさびさせたりします。
 もし、空気中にちっ素がなくて酸素ばかりなら、なんでも燃えやすくなり、ばく発や火事がひんぱんになり、大変危険なことになるでしょう。ちっ素が空気中に多いことで、酸素の活発さがおさえられているのです。

 窒素がなかったら,大変なのです。
 空気の成分というのは,学級に似ています。
 やんちゃな子が酸素,火種となります。窒素は,おだやかな子たち。おだやかな子たちが8割しめると,やんちゃな子が2割いても,学級は安定するのです。

■ちっ素は、生き物を支えるタンパク質の成分
 生き物の体をつくっている大切な栄養分である「タンパク質」には、必ず、ちっ素が成分としてふくまれています。そして、かれた植物や、動物の死がい、おしっこなどのはいせつ物にふくまれたちっ素は、バクテリアなどに分解されて、空気中や土の中に混じっていきます。植物は、この土の中のちっ素分を根から養分としてとりこんで成長し、野菜やくだ物ができます。動物は、野菜や実、種などを通して、また、体内にちっ素をとりこんでいます。

 窒素は,体の筋肉を作る役目をしているそうです。
 窒素でお米を保存しているところもありましたよ。

(2005.4.21)