言葉のきまりの授業

 学校図書『小学校国語六年上』の「言葉のきまり1 接続詞の働き」です。
 サラッと扱います。この時間だけで教えきるのは無理です。他の教材を学習するなかで、何度か取り上げる必要のあるのが、言葉のきまりなのです。

(1) 連れ読みで音読させる。(接続詞の入った事例文6つと、「このような言葉を接続詞と言います。」という説明まで。)
(2)「接続詞」とノートに書かせ、前述の接続詞だけを読ませ(そして・また・ただし・それとも・だから・でも)、それらもノートに書かせる。
(3)  接続詞の働きも連れ読み。
(4) 上の接続詞の事例文と下の働きを対応させながら、読ませる。
(5) 列ごとに指定した接続詞の例文を書かせて数人に板書させ、発表。
(6) 教科書の既習教材から他の接続詞を探せて、発表。
(7) 一つの接続詞を取り上げて、①~⑥のどの働きかを考えさせる。
(8) 働きの違う2つの接続詞を選ばせて文を作らせ、発表。

 (5)と(6)と(8)がマルチ発問。(7)がセレクト発問となります。言葉の学習では、たくさんの事例に触れることが必要なので、マルチ発問が多くなります。
 (8)は教科書の事例文の後に、別の接続詞をつなげて書かせてもいいでしょう。(③の文の続きなら、「それでも、何とか友人の家に行きたい」というように。)

(2007.4.4)