明日、5年の算数を教えます。
小数の10倍・100倍、1/10・1/100がどうなるかを教えるところです。
10倍すれば小数点が右へ1けた動き、1/10すれば小数点が左へ1けた動きます。100倍なら右へ2けた、1/100なら左へ2けたです。
理屈は簡単です。
学力の低いクラスなので、整数の10倍100倍から入って、小数の10倍100倍の問題をいくつもいくつも言わせ、その後に書かせようと思います。
小数も整数と同じように、ある数を10倍、100倍すると、位が1けたずつ上がり、小数点は、それぞれ右へ1けた、2けたうつります。
大阪書籍に載っている定義です。
「10倍すると、位が1けた上がる」で通せそうな気もします。
56の10倍なら560。5.6の10倍なら56。
小数点はどちらも右へ1けただけ動いています。56も56.0と考えれば、同じだからです。でも、それは大人の理屈かもしれません。それを言うとかえって、子どもは混乱するかもしれません。
とにかく、小数点を10倍なら右へ1つ、100倍なら右へ2つ動かすことができるようにさせればいいのです。
(2007.4.22)