雪か羽かの理由を指名なしで発表させる前に、
「反対意見を言えるように名前と意見をメモします。最低1人は言えること。」と、指示しました。
その結果、反対意見を言えた子は3人でした。
この3人を大いにほめた後、学級通信プラスワンの№117を配りました。雪派・羽派の理由が、1人1つずつ書かれているのです。
そこにある理由を書いた本人に読ませた後、反対意見を言わせていきました。
23人中18人が反対意見を言うことができました。しかも、1人で3つ以上言えた子が7人もいました。
反対意見を聞きながら、反対を言えるということは友だちの意見のおかしな点を指摘できるということです。これは、論理力を鍛えるのに最適だと思いました。
反対された意見をどうこうする問題はおいといて、反対意見を言いっぱなしでいいから、どんどんどんどん言わせていくべきなのです。
今回、聞くだけでは、3人しか反対意見を言えませんでした。
でも書いたものを見せると、18人です。6倍です。意見の数なら41個ですから、約14倍です。反対意見をさせる練習としては、書いたものを見せる方が、反対しやすいということがよく分かりました。(2008.11.7)