講座の流れ

 分科会「だれでもできる授業づくり」の流れを決めてしまいます。

1[つかみ] 桃太郎(洗剤カット)で自己紹介。物の用意、授業につながる。
2[講座の概略]授業づくりのやり方、原則、授業をしていく上での注意点・勘所、1年間通しての授業を通して子どもを伸ばすための戦略をお話していく。
3[自己紹介]講師16年目、現在東住吉区の湯里小28校目。昨年まで此花区の伝法小学校に昨年は新任担当。今年は4年ぶりの担任で4年       生。4月1日発表、雑務ほぼ終わらせる。授業と学級経営に専念するため。
4[授業]1)3学期の実践記録を読む。目標のイメージを持つ。そこから逆算。
     2)発言の耐性を作る。…マルチ発問、多くの正解。列指名。
     3)漢字を読めるようにする。…読み先習。フラッシュカード。音読対話。
     4)大きな声を出させる。…個別評定。基本はほめる。音読テスト。
     5)聞く力をつける。…列指名、発表の違いを見つけさせる。
     6)自力をつけさせる。…数多く列挙させる。今日学んだことを書かせる。
      …文章問題を毎回解かせる。連絡帳を文章で書かせる。視写・聴写。
     7)やり方・方法を身につけさせる。…主人公の見つけ方、作文の書き方。
     8)発言レベルを高める。…個別評定。類推による発言をとりあげる。
     9)自分の立場を明確にさせる。…セレクト発問。1つ選び理由を考える。
     10)口頭発言できるようにさせる。…班で作業させる、話し合わせる。
     11)質問や反論ができる。…友だちの意見をよく聞き、自分の意見を言う。
5[授業を支えるもの]教師が常に学び続けること。
6[激励]教育情勢は常に変化している。子どもを伸ばす自分のやり方をしっかり持っていないと流されてしまう。授業を通して子どもを伸     ばし、教師自身も成長していく。

 この後、流れの部分だけをプリントアウトし、準備していた実践資料と教材縮小版のどれが対応するかを赤で書き込んでいきます。
 さらに、講座中に見せたい、子どもの板書写真も選定しておきます。
 これで準備完了です。
 4月1日からは、新しく担任するクラスにかかわる仕事にばかり頭が向いていたので、この講座のことはあまり考えていませんでした。
 でも、3月から準備していたことによって、頭の片隅で考え、その考えが発酵していき、上記のような流れを書けるようになったのでしょう。
 8割方の準備を1か月前に終わらせ、残り2割を考え続ける。今後はこのパターンで仕事をしていきたいと思ってます。(今日の授業を今日の朝考えていたような昨年のやり方とは、おさらばしないといけません。)
 同学年の先生は、教師3年目です。まだ新任担当モードが残っているので、その先生に、教師としてのいろんな技術や方法を伝えていきたい。

(2008.4.5)