学級通信を毎日書くことに決めました。(B5で1枚)というのも、「助け合いながら、前向きに努力し続けるクラス」を私が目指しているからです。子どもに努力し続けることを要求するなら、私自身が努力し続けていることを子どもに見える形で示す必要があるからです。
ただ、学級通信に時間をとられ、教材研究がおろそかになるのも困ります。
そこで、学級通信に書いたことをこの考現学に引用して、この考現学を書くことにかかる時間を減らしていきたいと思ってます。
ほめることに重点を置いた今日の学級通信から。
子どもたちとの出会い
「4年1組,荒井賢一先生。」と,校長先生が担任発表をされました。
「ハイ!」と私は返事をし,手をあげ,4年1組の前に向かいました。
名前を呼ばれたら,返事をする。
簡単そうで意識しないとなかなかできません。名前を呼ばれて,元気よく「ハイ!」と返事ができる人は,それだけですばらしい習慣が身についていることになります。
始業式の中で,校歌を歌う場面がありました。
Aくん,Bさん,Cくんの口を大きく開けて,表情豊かに歌っていて,すばらしいと思いました。
講堂から教室へ戻る時に,
「図書室にある教科書を一緒に運んでくれる人?」
サッと数人の手が挙がりました。Dさん,Eくん,Fくん,Gさんが手伝ってくれました。 重たい教科書を一生懸命,運んでくれました。
4年1組はとってもいいクラスだなと思いました。
でも、始業式の前に、教室のガラスが割れたのです。
失敗した時どうするか
実は,始業式の始まる前に,教室のロッカーの扉ガラスが割れました。保健室の桂先生が片づけるのを手伝ってくれました。
教室で,この失敗に関わってる子を立つように促すと,4人の子が進んで立ちました。
みんなの前で4人に事情を話させ,謝罪の仕方も教えました。
(1) 何をしたのか。(報告)
(2)「ごめんなさい。」(謝罪)
(3) 次からどうするのか。(今後の決意)
この3点が必要なことを今回の失敗から,みんなが学べました。
(2008.4.8)