クラスのルールは同じじゃない

 クラス分けが終わり、最初に話す時に強調したのは、4年の時とやり方は違う、ということです。23名中10名は、私が担任していた4年1組の子ですから、ともすると、前の時のルールのままと思ってしまいます。もしそうなると、元2組の子は、取り残されたような感じになってしまいます。
「クラスのルールについては、1組・2組両方から聞いて、新しく決め直します。」
「元4年1組の子は、前と同じルールだと思わないでください。」
 学級の中で、一番困るのは、違うルールが混在することです。混在することで、ルール自身の信用度が下がり、ルールを無視した行動が増えるからです。
 明日は、学級のルールを朝から帰りまで、一つ一つ確認しながら、最終的に、私が1つに決めていきます。
 今日は、休み時間の終わるチャイムから、ストップウォッチでタイムを測りました。運動場に遊びに行っていた子が2分37秒で帰ってきました。
「2~3分以内で帰ってきなさい。遅れたらみんなに謝ってもらいます。遅れたら、お茶を飲むのもなしです。」
 4年1組での3学期、休み時間から帰ってくるのが遅くルーズになっていたので、今日の初日にそこをおさえたわけです。5年生は3階ですので、3分は仕方ないでしょう。

(2009.4.8)