小数を数直線に書き表す

 5年算数の教科書(元:大阪書籍)に、次の問題があります。

 次の小数の大きさをくらべましょう。
 0.182   0.19   0.17    0.175
(ここに数直線の図あり。0.1~0.2までの数直線。荒井)
(1)数直線に、それぞれの数をかき入れましょう。
(2)大きい順にならべかえましょう。

 この問題は、大きさを比べるよりも、数直線にかき入れる方が難しいです。
 大きさは、位を揃えて書かせればいいのです。

 0.182   次に、1番右端にある数字の横に線を  0.182 ②
 0.19   引き、空いたところに0を書き込ませ、  0.190 ①
 0.17   0と小数点を隠せば、大きさが一目瞭然  0.170 ④
 0.175  で分かるのです。            0.175 ③

 数直線にも、位を揃え0を書き足す方法を利用してみました。
 0.1の後ろに0を書き込ませ0.10とさせたのです。0.2は0.20です。両方の0と小数点を隠すと10と20です。間の長めの線は、11,12,…19となります。0と小数点を戻せば、0.11,0.12,…0.19です。もう一つ細かい単位は、0.1を0.100、0.2を0.200にすれば良し。

(2009.4.25)