学校で日記を書かせる

 今回、始業式から日記を書かせた。
 日記のノートを10mm方眼罫に限定した。始業式の日は、学校で時間をとり、こちらで10mm方眼の紙を印刷して、それに書かせた。
 2日目は、3人の子が指定の日記帳を持ってきた。今日も日記を書く時間をとり、日記帳を持ってきた子はその日記帳に、まだの子は10mm方眼の紙に書かせた。今回は、時間内で書けた子だけ提出。まだの子は宿題にした。
 学校で日記を書かせると、放課後、日記を見ることができる。
 今は、学年初めなので、休み時間でもやることが多い。今日の日記を学校で書かせているので、その日記を返すのは明日でいい。それゆえ、放課後に日記のコメントを書くことができる。
 また、学校で今日のことを書かせているので、授業のことを書くことになる。それがいいのである。今まで、家でのことしか書いたことのなかった子たちが、授業のことでも書けるんだ、と気づけるからである。
 始業式の日は、始業式での担任発表のことや、6年生でがんばりたいことなどが書かれていた。2日目は、30秒スピーチ・発育測定・委員会決め・英語の授業のことなどが書かれていた。
 たまに学校で日記を書かせるのもいいかもしれない。

(2010.4.10)

 日記をいくつか紹介します。一字あけは、実際には改行しています。

   ついに始業式                   4/8(木) 
 今日、朝起きるととてもわくわくしていました。なぜかというとついに始業式がはじまるからです。しかしまだ朝やらなければならない事があります。一年生達を安全に学校までとうこうさせる事です。しかしぜんぜんくろうもなく一年生を安全にとうこうさせれたと思います。学校でひさしぶりに友達と会話をしていました。 ついに、始業式が始まりました。学校からいなくなった先生達、新しく入ってきた先生達などがおしえてもらいました。そしてついに、たんにんの先生が発表されました。ぼくは、初めてのあら井先生でした。とても初めてできんちょうしているのですがこれからよろしくおねがいします。

   まさかの!!                  4月8日(木)
 ぼくの心の中は、たんにんの先生だれだろう?という気持ちがほとんどだった。新しい先生のしょうかいの後、ついに先生が発表された。はぁ~荒井先生がいいけどAくんとかが3年連続になるからあり得へんやろうな~。あ~かま田先生かな~、それともちがう先生か~。そう思っていたその時だった。校長先生の声がぼくの頭に鳴りひびいた。
「6年、荒井先生、かま田先生。」「えっうそ!!」
 ぼくは思わず声を上げてしまった。夢ではないかとほっぺたを強くつかんだ。痛い。本当だったのだ。とてもうれしかった。ということで、荒井先生、今年一年よろしくお願いします。

   英語の授業                    4/9(金) 
 今日の3時間目英語の授業がありました。6年で初めての英語でした。今日は、A、B、C、Dのはつ音を勉強しました。パソコンのやつで、ABCD…と、歌を歌いました。Aといっしょに動物が出てきて、かわいかったし、おもしろかったです。
 次に、教科書のとこでABCをさがす絵がありました。私は、Aは、なかなか見つかりませんでした。でも、見つかりました。その絵には、ABCからZまでぜんぶありました。よかったです。今日は、4時から、キックがあってたのしみです。私はかぜで火曜行ってないので、久しぶりなのでよけいにたのしみです。

   委員会を決めた                  4/9(金) 
 今日は、委員会を決めました。
 最初は、どの委員会にしようかまよったけど、今までやったことのない委員会にすることにしました。
 四年生のときは、図書委員会で、五年生のときは、放送委員会だったので、この2つ以外のから選ぼうとしたけど、やっぱりまだまようので、だれも選んでないところにしました。
 それが、いっぱいあったので、またまよいました。でも、広報委員会に決めました。理由は、とくにないけど、これで良かったと思います。
 じゃんけんになったけど、勝てたので、なれました。
 広報委員会を、がんばります。

(2010.4.11)