倍数と違って、約数は求めるのが難しいです。
4の倍数であれば、4倍ずつするか、4ずつ足していけば求められます。
一方、24の約数は、1~24まででわりきれる数を一つ一つ確かめて求めなくてはいけません。24÷1はわりきれる。24÷2もわりきれる。24÷3もわりきれる。24÷4もわりきれる。24÷5はわりきれない。……
さすがにこのやり方は時間がかかるので、次の方法を教えました。
24 12 8 6
24の約数 1,2,3,4,6,8,12,24
24÷1=24です。ですから、1の上に24と小さく書いておきます。1と24は共に24の約数ということです。
24÷2=12です。ですから、2の上に12と小さく書いておきます。2と12は共に24の約数ということです。
同様に、24÷3=8、24÷4=6だから、3の上に8、4の上に6を書くわけです。24÷5は割り切れません。次の6はすでに4の上に小さく書いています。
これで、全ての約数が出たということになります。
4の後、上に書いた6,8,12,24を並べて書いて、終了です。
この方法を今回思いついたのですが、ずっと以前に学んだのかもしれません。
(2010.4.21)