20の扉でほめる

「20の扉」を昨日の講座でやってみました。
「社会って、何のことですか。」「世の中のこと。」
「そう、世の中のことだ。世の中のことを勉強するのが社会の勉強です。」
「この袋の中に、社会の勉強に関係してるものが入ってます。」
「それを20の質問で当ててみましょう。20の扉といいます。」
「質問は、はいかいいえで答えられる質問をします。」
「例えば、それは食べ物ですか。っていうように聞きます。すると、先生は、これは食べ物ではないので、いいえ、と答えます。」
「さあ、質問できる人?」
 昨日の講座では、しばらくして1人が手を挙げました。
「えらい。とにかく手をあげてるのがえらい。」
 手を挙げることでほめられるんだ、ということを教えているわけです。
 その人が質問した後、
「そう、そういう質問の仕方でいいんだ。よく言えたね。」
 手を挙げるのが途絶えたところで、列指名しました。
 すると、結構、質問が出るのです。やっぱり遠慮してるのです。
 挙手指名だけでなく、列指名も入れていく必要性を実感しました。

(2011.4.3)