39人だからこそ大切にすること

 39人だからこそ、大切にしてることがあります。
 それは、ノートを持ってこさせることです。
 昨年までは、朝に連絡帳を書かせていました。私の机の上には書かれた連絡帳が置かれていきました。その連絡帳を私が空いた時間に見て、判を押すわけです。
 でも、これでは、私が一人一人に声かけすることはできません。
 今は、授業の終わりぐらいに連絡帳を書かせて、私が目の前で判を押しています。「OK」というだけでも、声かけです。一人一人に対しています。
 授業中も、何度も、ノートを持ってこさせます。
 ノートを持ってくる流れは作りました。目の前の席にいる子でも、出てくるコースでなければ、グルッと回って持ってきます。
 ノートに○や×をつけるだけでも、一人一人を見ていることになります。
 作文もなんとか毎日、続けられています。というのも、大半の子が、その日の内に作文を出していくからです。(放課後、じっくり読めるわけです。)
 昨年までは、給食を2クラスに分けていましたが、今年から、1クラスで食べています。配膳には時間がかかります。でも、給食当番は14人ですみます。残り25人は隣の部屋で、作文や漢字などの別の宿題をしているのです。それゆえ、宿題の作文も半分以上の子が出していけるわけです。

(2012.4.17)