わりばし燃焼実験

 最初に、前回のノートのコピーを配りました。
 2ページ書いてる分です。まずは見本を見せてあげないと不親切です。
 前回の授業と同じように、日付と赤枠(教師は黄色枠)を書いて、次の問いを書きました。

「実験2 わりばしは燃えやそう。」

 準備物は、①空きカン…1こ ②チャッカマン…1つ ③軍手…1人分  ④わりばし…8本 ⑤紙…1枚 ⑥うちわ…1つ
 ここまでノートに書かせてから、班で1人、実験道具を取りに来させて、ピロティで実験をさせました。それが終わってから、ノートに結果として気づきを書かせて、板書させたのが以下のものです。

1)くさい。      
2)紙がとても燃えてくさかった。
3)燃え終わるとわりばしがまがっている。
4)となりのはんがむっちゃ燃えた。
5)わりばしよりも紙の方がよく燃えた。
6)紙はすごく燃えやすかった。
7)木は燃えたが、ほかのものはどうだろう?
8)紙とわりばしを燃やして、うちわであおぐとすごく燃えた。
9)わりばしは、下から上へと燃える。
10)わりばしには火がつきにくかった。
11)紙は、すぐに燃えて、なくなってしまった。
12)わりばしに火をつけるより先紙につけたほうがはやかった。
13)わりばしより紙のほうがはやくもえた。
14)なかなか火がつかない。
15)わりばしは燃えすぎました。
16)紙がさきにもえて、わりばしが後にきえた。
17)紙は火をつけるとすぐ燃えた。わりばしは、カンの中に入れとくと小さくなった。
18)紙はもえるけど、わりばしはあまりもえなかった。
19)紙とわりばしがよく燃えた。 
20)風の方向にけむりがいった。
21)紙がすぐもえた。
22)わりばしや紙をもやすとけむりがすごかった。
23)すごく燃えた。     
24)わりばしに火がついた。
25)チャッカマンを紙に火をつけて、わりばしをいれたら火が大きくなった。
26)紙は燃えやすかった。

 板書までで発表まではいけませんでした。次回は、上記の意見をプリントアウトして、発表から始めるつもりです。

(2014.4.14)

 今日は6年1組で2時間続きの理科がありました。
 最初の1時間目で、6年2組の昨日の進度まで終わり、次の実験もしました。
「実験3 下に穴が開いたカンで、わりばしを燃やそう。」
 やってみると、下に穴が開いてるカンの方は燃えにくかったのです。どうも、風が強くて、その風で火が消えたようです。実験に失敗はつきものです。

1)穴があいていないほうが、もえていた。
2)穴のあいてるあきカンよりも穴があいていない方が火がつよかった。
3)穴のあいたあきカンは、穴のあいていないあきカンと火の動きが変わらなかった。 
4)穴のあいていないあきカンの方がよくもえた。
5)実験2と同じで火が長持ちした。(穴のあいていないあきかん)
6)はじめの実験よりはやくもえた。(穴のあいていないあきかん)
7)穴があいてないほうがよくもえた。
8)下にあながある方が長くもえていた。
9)ほとんど同じ。
10)あまりかわらない。
11)さっきよりはやくもえた。
12)くさい、あつい、いたい。
13)穴あきとあんまり変わらなかった。
14)さっきとおなじ。
15)穴があいていないカンの方がよく燃えた。
16)穴はいみがなかった
17)あんまりかわらなかった。
18)そんなにかわらなかった。
19)かわらない。
20)穴があいていない方が燃えた。
21)穴があいている方がもえにくい。
22)さっきよりよくもえた。
23)長く燃えた。
24)ちがいはあんまりなかった。
25)紙は燃えやすい。
26)まったく同じ。
27)さっきよりもえた。

 下に穴が開いたあきカンが3つしかありませんでした。4つの班は、さきほどと同じ実験だったので、今ひとつ盛り上がりにかけたのでした。

(2014.4.15)

 大きな空き缶の中で、わりばし(8本分)を燃やす実験をさせました。
 その次に、下の方に穴が開いてる同じ空き缶でも、同じ数のわりばしを燃やさせました。
 子どもの予想としては、当然、下の方に穴が開いてる方が、空気の通り道があるのでよく燃えると、考えました。
 しかし、実際にやってみると、ほとんど燃え方が変わらないのです。
 どちらかというと、下の方に穴が開いてないカンの方が、よく燃えてました。
 その原因は、2つあると考えます。

1)うちわであおいでいたので、常に空気が供給されていたから。
2)穴から風が入ってきて、火が消されたから。

 今度は、底なし集気瓶を使って、下に隙間があるものと、隙間がないもので、ろうそくを燃やしました。
 これも、燃え方がほとんど変わらなかったのです。
 次回は、燃やしながら、フタをさせて、その火がどうなるかを実験させます。
 さすがに、隙間なしの方が早く消えると思うのですが、やっぱり、予備実験をしておかないといけないでしょう。
 以前は、粘土を底にしき、一切の隙間をなしにしたのですが。

(2014.4.17)