『授業力&学級経営力2015年4月号』(明治図書)で、赤坂真二氏が、学級づくりの定義を書かれています。
【学級づくりの定義】
子ども集団を“群れ”の状態から“チーム化する”こと
群れをチームにするというのが、分かりやすいです。
【チームの定義】
一人ではできない課題を良好な関係性を構築しながら解決する集団
言葉にすると簡単ですが、実行するのはそうとう難しいです。
普段の授業や学級生活が、一人でできることばかりであれば、クラスに課題は生まれません。何か事件が起こると、これまでバラバラだった人たちが協力して事に当たる場面はあります。それは、その事件の解決が、一人ではできない課題だからです。まさに事件のような課題を教師が作り出せるかにかかっています。 高学年になると、一人ではできない行事が多くあるので、その行事を通して、チーム化をめざす先生が多いように思います。
【チームを動かす構成要素】
① 共通の課題 ② 役割分担やルール ③ 良好な関係性
学級づくりでやるべきことが、よく分かるまとめ方でした。
(2015.4.10)