高学年講座での岡篤氏のテーマは「6年生の学級づくり・俳句~学級づくりに絶対のおすすめ」でした。
教師の3K労働として、次の3つを最初に話されました。
1)基礎作業…天地人 2)基本方針…テーマ・目標 3)危機管理…予防・治療
天地人の「天」が時間管理、「地」が環境整備、「人」が児童理解ということでしょう。
ところで、俳句指導は上記3つの内のどれになると思いますか。
「誰でもできる俳句指導」の手順も3つで示されました。
1)暗唱(2首ずつで10日間)→2)カルタ→3)作句
「どこの段階で終わってもいいのです。」
「俳句を20首覚えてるだけで、すごいことです。」
カルタは「俳聖かるた」というのを使うそうです。このかるたは、五七五の「七五」の部分が取り札になってます。(古池や)「蛙飛びこむ水の音」みたいに。
百人一首の短歌より俳句の方が暗唱もしやすいので、成功体験を早めに味合わせることができそうです。
五色百人一首が学級づくりの要になるように、この俳句指導もそうなりそうです。それゆえ、俳句指導は、学級作りのための危機管理に当たるわけです。
(2015.4.26)