一点突破の授業づくり講座での私の講座名は「突破すべき一点を見つける授業の組み立て方」です。
アキレスの腱のように、どんな強者にも、弱点があるものです。
ウィークポイントです。(weak。weekだと1週間。)
ただ、弱点があからさまになっていることは稀です。
ウィークポイントを見つけ出すにも、やり方や力量が必要なのです。
教えるべきことの弱点とは、何でしょうか。
そのポイントを教師が把握していないと、その授業を理解できない児童が何人も出るということです。弱点を急所と呼び変えてもいいでしょう。
小数の大きさやたし算・ひき算を教えるのであれば、「小数点を揃える」ことが急所となってきます。もっといえば、小数点を子どもたちに強く意識させないといけません。
よく、小数点を「、」と打つ子がいます。(本当は間違い。これは読点。)
先生の中でも「、」を許容している方がいます。(塾でもそうです。)
私は、次のように言います。
「それは、読点です。小数点は鼻くそのようにグリグリと書きます。」
少々下品ですが、その方が、特に低学力の子には浸透していくのです。
(2015.7.26)