式の計算の順序

 4年算数は、「式の計算の順じょ」の学習に入ります。最初の問題です。

 180円のジュースと90円のパンを買って、500円を出しました。

 このままでは、問題になっていません。単なる買い物の場面です。

(ア) おつりを求める計算の式をかきましょう。
 500-180-90=230     180+90=270
       ひなた      500-270=230  だいち

 本来なら、文章の中に「おつりはいくらでしょう。」が入るべきなのでしょう。
 上記のひなた・だいちの式で、実際の買い物では、だいちのやり方になります。レジの人は、品物にバーコードを当て、値段が次々と合計されていきます。
 その合計金額をお客が見て、払う金額を決めるわけです。
 この学習では、一つの式にまとめさせることがねらいとなっています。

(イ) (ア)のだいちさんの考えを、( )を使って1つの式にかいてみましょう。

 

 はっきりいえば、( )を使って1つの式にする必然はないのです。
 だいちさんのやり方をできればいいのです。
 それゆえ、ここは一緒に問題を考えて、サラッとやっていこうと思っています。

(2015.9.3)