教材研究の時間

 教員勤務実態調査があります。

2006年に全国規模としては約40年ぶりとなる教員の勤務実態についての調査が行われ、小・中学校教員の残業時間や持ち帰り時間の多さが話題となった。とりわけ中学校教員では、勤務日1日あたりの残業時間(夏季休業期を除く)は2時間強に達している(東京大学『教員勤務実態調査(小・中学校)報告書』2007)。

 下記のグラフは、「教材研究に使う時間」を表しています。

 小学校の平均が約94分。4割ぐらいの先生が2時間以上、教材研究をしていることになります。
 経験年数別の教材研究の時間のグラフもあり、5年目以下が111.6分、6~10年目が100.4分、11~20年目が94.1分、21~30年目が85.5分、31年目以上が97.0分です。31年目以上で多くなるのが不思議です。

(2015.9.7)