6年算数の「速さ」の学習で、時速を分速や秒速に、秒速を分速や時速に直すような問題が出てきます。
啓林館の教科書は、時速900kmの飛行機と音の速さ秒速約300mを比べる例題から始まっています。
いきなり、時速から秒速ではなく、まずは分速に直させてから秒速に直させる方が、ステップとして易しいでしょう。
むしろ、秒速を分速に直させ、分速を時速に直させる方がより分かりやすいです。時速から分速はわり算であり、秒速から分速はかけ算ですから。
「1秒間で300m進む音は、2秒間だと300×2で600mだよね。
1分間は60秒だから、秒速を分速に直すには、300×60になるよ。」
例題の次に、右の表が出てきます。
例題より先に、この表から扱った方が、速さを変換する仕組みが分かりやすいでしょう。
今日の授業では、この表の飛行機から扱い、右へは×60であり、左へは÷60であることを教えようと思っています。
36kmをmに直し、右側に書かせることもやっておく必要がありそうです。
(2015.9.28)