6年算数は、今日から反比例の学習に入ります。
最初に扱う反比例が左の表です。
反比例は、比例とちがって理解しにくいと思います。
それゆえ、右の表に載っている長方形をすべて描かせることから始めます。
そのあとに、面積12㎠となる他の長方形が思いつくかどうかを聞いてみます。
縦の長さ12cm、横の長さ1cmは思いつけるでしょう。
縦の長さ24cm、横の長さ0.5cmでもいいわけです。
「縦の長さ0cmの長方形は、描けますか。」
と聞けば、縦の長さ0cmも横の長さ0cmも描けないことが分かります。
比例とちがって、反比例は0の点を通らないのです。
反比例の例が長方形なので、面積図は簡単に描けます。
縦の長さがx、横の長さがyで、面積が「きまった数」になります。
「x×y=きまった数」は、すぐに導けます。
ただ、ここで比例の面積図に戻ってしまうと、混乱するでしょう。比例の面積図では、縦を「きまった数」、横をx、面積のところをyとしてたからです。
(2015.10.19)