「関西フレッシュ谷セミナー」に参加しました。
最後の講座が、上海師範学校の小学2年生に行った谷先生の素数の授業でした。
2年生に素数を教えるには、こうしたらいい、というのが分かりました。
1)1は素数ではありません。(これは、教えこみます。)
2)2も素数ではありません。 ─●●─→
3)3も素数ではありません。 ─●●●─→
4)4は素数でしょうか、素数じゃないでしょうか。
この段階では、素数だと考える子がたくさんいるそうです。素数は小学5年で教えますから、知らないのが当たり前です。
●● 4は、左のように、きれいに分けられるので、素数ではないのです。
●● 5は、左のように、きれいに分けられないので、素数です。
このように、きれいに分けられるかどうかで素数か素数でないかが決まります。これなら、2年生でも分かるそうです。
授業の最後の方に、「素数が何の役に立つのか」を谷先生は扱われました。
素数というのは、並んだ順に規則性がありません。
コンピューターの暗号(パスワード)には、素数の原理が使われてるそうです。
ぜひ、素数の授業を追試してみたいです。
(2015.10.31)