6年理科「生物と環境」の中の「生物と水」の授業を1時間しました。
まずは、子どもの今日学んだことを紹介します。
ビニル袋を葉の先につけるとどうなるかしらべた。葉からは水蒸気がでることがわかった。それと水のことを学んだ。人は70~60%の水があることがわかった。日本は牛などを輸入することで水を(ヴァーチャル・ウォーター)を買うことになることがわかった。これからは水を大切にして使おうと思います。
授業展開を簡単に列挙します。
① 教科書を読む。(1頁分)
② 板書 ヒト←水 ヒトの体にふくまれる
→にょう・あせ・水蒸気 (60~70% 円グラフ:略)
③ 水が何に使われるか5つ書いたらノートを持ってきて、1つ板書。
例:氷・プール・ごはん・ふろ・お茶・せんたく・食器あらい・はみがき・花・シャワー・食事・水遊び・トイレ・スープ・みそしる
・米をとぐ・野菜をゆでる・理科の実験・ジュース・ペットの水そう・他
④ 最初に板書した2人に、教科書の実験をさせにいく。木の葉にビニール袋 をかぶせにいく実験。
ここから、春日出小学校の柴田勇先生作成のパワーポイントを使って、授業をしました。朝、思い出して、パッと見てした授業なので、十分な追試とはいえません。今日初めて聞く言葉をさも知ってたように語って授業をしました。
⑤ 世界の水を牛乳100本分だとすると、使える水は何本分か。
(約3本、96.5%が海水。南極の氷も使えない。使える水を淡水という。)
⑥ 1日に必要な水の量は1.3~1.5㍑。
⑦ 水を出しながら1分間はみがきをすると12㍑の水を使う。
⑧ 世界では水不足で困っているところが多い。
⑨ 日本は水を買っているか。(集中的発問)
⑩ 日本で育つ牛は日本の水を使う。アメリカで育つ牛はアメリカの水を使う。
アメリカで育った牛を日本に輸入すると、結局は水を買っていることになる。
こういう水をヴァーチャル・ウォーターという。
⑪ 葉にかぶせた袋をとりにいかせ、袋の内側に水蒸気がついていることを確かめる。
⑫ 植物←水 ホウレンソウの葉にふくまれる水
→水蒸気 (約90% 円グラフ略)
⑬ 生活排水をきれいにするために、大量の水が使われることを事例ごとに紹介。しょうゆ・マヨネーズ・食用油・牛乳など。
⑭ 世界では8秒に1人、水がなくて死んでいる人がいる。
⑮ ヒトは空気の次に水がないと生きていけません。水を大切にしていかないといけない。→今日学んだことを書く。
使える淡水が少ないことは知っていましたが、ヴァーチャル・ウォーターという言葉は知りませんでした。教えていて、自分が勉強になった授業でした。
(柴田氏のパワーポイントでは、水の中に栄養がありすぎて困る問題とかもあり ましたが、焦点がぼやけるのでカットしました。)
今日は人が生きていくために使う水のことについて学びました。人は1日に1.3~1.5ℓの水を飲んでいることが分かりました。また新しいヴァーチャルウォーターという言葉も学びました。今からもっと水を大切に使っていこうと思いました。(明本)
今日は生物と水のことを学びました。ヒトや植物にふくまれる水が半分より多い事を知りました。ふだんすてている米のとぎじるや残った飲み物では、魚のすめる水にするまで風呂の浴そうが何杯もいると知って、気を付けようと思いました。水があっても、バーチャル・ウォーターで水をかっている事も分かって良かったです。また生物と水のことを勉強したいです。(金原)
今日は生物と水のことについて学びました。ヒトは水を吸収して水蒸気を出すということがわかった。あと8秒に一人水不足で死んでしまうということがわかった。ぼくが今日学んだことを書いている間にも人がかなり死んでいると考えるとかなりおそろしい。(岡田)
(2006.6.27)