逆から読める熟語

 村野聡「「逆から読める熟語」の授業化で子どもが熱中する」『向山型国語教え方教室2014年10月号』に載ってる授業は追試してみたいです。流れを抜粋。

1)□国 □に漢字を入れて二字熟語を作ります。
2)この中に漢字を逆にしても意味が通じる二字熟語がありますね。見つけた人。
3)外国→国外 このように、逆にしても意味が通じる二字熟語があるのですね。
4)□室 □本 □命 分□ □線 品□  (温・日・運・子・路・物)
 右の( )にある漢字を□に入れて、今のような二字熟語を作りなさい。
5)板書 A 温室 運命 路線 B 日本 分子 品物(分けた根拠は伏せる。)
6)このような二字熟語はまだまだあります。さがしてノートに書きなさい。
7)実は先生は熟語を二つのグループに分けて黒板に書きました。
 どんなグループに分けたのでしょうか。
8)Bグループ(読み方が変わる熟語グループ)の方が熟語の数が少ないのですね。
 このグループの熟語を他にもさがしてごらんなさい。

 Aのグループは、逆にしても漢字自身の読み方は同じ。Bのグループは、読み方が変わる熟語です。たしかに、Bのグループは見つけるのが難しいですね。
 村野先生は、Bの例として、曜日→日曜 夫人→人夫 母乳→乳母を挙げてます。この授業を今日の例会で追試しようと思ってます。

(2015.11.28)