菊池先生の授業を観る

 菊池省三氏が中山先生の学級で授業をされた録画ビデオを観ました。

1)41人の6年生、学習規律が行き届いている素敵なクラスだった。
2)「菊池省三」と板書し、「読める人?」と聞き、分かる人がいることをほめ、きれいな挙手(中指の先が伸びている)の子をほめ、「きれいな挙手のあなたのななめ後ろのあなた」と違う子を当て、みんなを笑わせていた。
3)いい発表に対して、大きな拍手を全員にさせ、当たった子が拍手をもらえるように、前の席の子と話すふうを装って、ヒントを出していた。
4)名前の左側にふりがなを打ち、そのおかしさに気付けるかどうかを問い、さらになぜなのかを問う。
5)「切り替えスピード↑」「一人が美しい」「迫力姿勢」「読む力」などの価値語を黒板の左上に書いていき、そのことをができていることをほめていった。
6)4コママンガを1コマ目、3コマ目、2コマ目、4コマ目と提示しながら、そのコマの表現を読み取らせていった。
7)登場人物のどちらに賛成か、どの人物がかっこいいかを選ばせ、話し合わせた。
8)正しいコミュニケーションの取ることの大切さを教える授業だった。
9)45分間ぴったりで授業を終えた。

 子どもを1時間の中で認めながら成長させていく、そんな授業でした。

(2015.11.29)