余りのないわり算をなかなかマスターできない子がいます。要するにまだまだ、かけ算九九の段階が不十分なのです。そんな子用のプリントを作ってみました。
6パターンの問題が9題ずつ並んでいます。
(1)ある段の順九九。
(2)ある段のバラバラ順九九。
(3)バラ順九九で逆かけ。
(4)穴あき九九。
(5)穴あき九九の逆かけ。
(6)ある段でわるわり算。
やるときは、点線のところで折って使います。
(1)~(3)までは、かけ算の答え。
(4)~(6)は、わり算の答えを書くことになります。
エクセルで作ったので、あとは、各段の数字をかえるだけで、ほかの段も作っていけます。
(2015.12.7)
「かけわり算マスタープリント」をわり算をマスターしてない子にさせてみました。2と5の段だけだったせいか、その子は順調にすべての問題を解きました。
(1)ある段の順九九。
順九九ですから、唱えながら解けます。もしこれでつまずくようなら、次のステップに進む意味はありません。覚えてないところを覚える練習をさせるしかないでしょう。
(2)ある段のバラバラ順九九。
順九九より多少とまどいました。それでも覚えていたのでできました。
(3)バラ順九九で逆かけ。
あきらかにとまどってました。そのうち、パッと分からないときは、逆から解けばいいことに気づいてました。(7×5なら、5×7と考える。)
(4)穴あき九九。
結構、スムーズにできました。
(5)穴あき九九の逆かけ。
あきらかにスピードが落ちました。逆に考えるのが難しいのです。
(6)ある段でわるわり算。
30秒以内でできました。この流れは有効かもしれません。
(2015.12.8)