学力研の冬のフォーラムで、福山憲市氏をお呼びして話を聴きました。
思いつくことを箇条書きしてみます。
1)「先生のすること一つ一つには意味がある」と、福山氏は子どもに思わせるような指導を4月から積み立てていっている。
2)できていること(ときにはできてないことでも)をほめ、プラス1をすることを要求し、次にプラス1できた子をほめることで、子どもたちを高めている。
3)揃うことはいいこと、一緒なのはいいこと、と教え、揃えられる子、分類できる子に育てていく。
4)花心…いいことをする。根心…見えないところでいいことをする。草心…いいことを続ける。
5)みんなが知っているものを知っているかを聞いて、全員に手を挙げさせる。
6)あえて数人しか知らないものを提示して、ニュースを見ている子をほめる。
7)「式 1200÷300=4 答え 割合は4倍です。」と言わせる。
8)筆算を□で囲ませる。テストでは筆算を3回させる。
9)テストが終わって読書をしているようではダメ。45分間、見直しをする。
10)差を生み出すことで、より高い要求を子どもたちに達成させる。
福山氏の人間性が片々の教育技術を支えているのでしょう。
(2015.12.19)