鈴木健二『教師力を高める~授業づくりの基礎となる20の視点』(2010.4日本標準)のまえがきに、こう書いています。
「吸収力」「分析力」「創造力」「発信力」
貪欲に吸収し、分析する。分析をもとに創造し、発信する。これが教師力を高めるための大きな流れである。
それぞれの視点の中に、小さな視点を5つずつ、合わせて20の視点を示した。大きな流れを意識しつつ、小さな視点をもとに教師という仕事に取り組んでほしい。
そうすることによって、教師力は確実に高まっていくはずである。
それぞれの小さな視点とは、以下のものです。
吸収力…①努力 ②読書 ③記録 ④技術 ⑤評価
分析力…⑥図解 ⑦数値 ⑧細部 ⑨教科書 ⑩授業分析
創造力…⑪発想 ⑫研究 ⑬挑戦 ⑭企画 ⑮環境
発信力…⑯提案 ⑰伝達 ⑱説明 ⑲通信 ⑳授業
講座では、20の視点の中のいくつかに絞って話していただくことにします。
講座の参加者は、吸収力はあると想定できます。発信力は授業のみでそれ以外は各人でやっていただくことでしょう。よって、分析力と創造力を中心に据えて、鈴木先生には講座していただくことになります。
(2016.1.13)