ぼくらのもののそれとあれ

『新しい国語五』(東京書籍)の扉の詩です。

 教科書では、一連の11行目と12行目が本の綴じ代になって開いています。
「与田準一」「波止場」「船出」「枝」「交す」には読みがながついています。

1)「自分で1回読んだらすわります。起立。」(1番早い子、遅い子の確認。)
2)すわってから読んでた子を取り上げてほめる。
3)追い読み(連れ読み)で音読。交代読み。たけのこ読み。
4)「題名は何ですか。」(ぼくらのもの)
5)「作者は誰ですか。」(与田準一)
6)「詩のひとまとまりを連といいます。何連の詩ですか。」(二連)
7)三連ではなく二連である理由が言える子には言わせる。
8)「一連だけ見ていきます。一連を2回読んだらすわりなさい。」
9)すわっても読んでいた子をほめる。
10)「一連を読んで気づいたことをノートに箇条書きしなさい。」
11)ノートの書き方も教えていく。列指名で発表。それ以外の気づきも出させる。
12)「句点、○までのひとまとまりを文といいます。一連は何文ですか。」(三文)
13)「二文目の船出は比喩です。船出は何をたとえていますか。」
14)自由に言わせる。
15)「船出は、自分で夢を決め、それに向かって進んでいくことをたとえていると、先生は考えています。」
16)「次は、二連を見ていきます。二連を2回読んだらすわりなさい。」
17)すわっても読んでいた子をほめる。
18)「二連を読んで気づいたことをノートに箇条書きしなさい。」
19)列指名で発表。それ以外の気づきも出させる。
20)「二連は何文ですか。」(三文)
21)「二文目の枝を交すも比喩です。枝を交すは何をたとえていますか。」
22)自由に言わせる。
23)「枝を交すは、協力し合うことだと、先生は考えています。」
24)「みんなで声をそろえて、この詩を読んでみましょう。さんはい。」
25)「この詩の作者は、みなさんに何を伝えたいのでしょうか。」
26)自由に発表させ、教師の思いも語って授業を終える。

(2016.3.18)