なぜ勉強するのか

「なぜ勉強するのか」について、寅さんが答えてるのを見つけました。

満男「大学へ行くのは何のためかな。」
寅「決まっているでしょう。これは勉強するためです。」
満男「じゃ、何のために勉強すんのかな。」
寅「つまり、あれだよ。ほら、人間長い間生きてりゃいろんなことにぶつかるだろう、なあ?そんな時に俺みたいに勉強してない奴は、振ったさいころの出た目で決めるとか、その時の気分で決めるしかしょうがない。ところが勉強した奴は、自分の頭できちんと筋道をたてて、こういく時はどうしたらいいかなと考えることができるんだ。だから、みんな大学へ行くんじゃねえか。だろ?」(kyoushin-seminar.com)

「自分の頭できちんと筋道をたてて、次の行動を考えることができる」ようになるために、勉強している、ということです。
 普段の授業の中で、そんな力をつけられているか、自問してみます。
 例えば、縄文時代の想像図を見て、栗の実があるから、この絵は秋を表していて、今、冬に備えて、食糧を蓄えるために、収穫をしているのだ。と考えることができれば、そんな力を育てているといえるかもしれません。
 もちろん、学校に行かなくても勉強はできます。ただ、多くの先生から、いろんな考え方を学ぶのには、学校という場は、適しているのかもしれません。

(2016.4.14)