学校図書の5年算数の「体積」で、右のような台の形の体積を求める問題があります。
校内研修で、各学年でその学年の算数の一単元の一時間の展開を考える学習会がありました。
私は、右の台の形を見て、分かったこと・気付いたことをまず言わせることを考えていました。
でも、他の先生からの発言の方が、なるほどと思いました。
1つが、直方体と右の立体を比べさせて、ちがいを言わせるです。そうすることで、出っ張ってる箇所が引っ込んでる所が意識できるからです。
もう1つは、この立体の学習に入る前に、直方体や立方体でもたし算やひき算できることを教える必要があるというのです。学校図書だけでなく、啓林館を見ても、立体のたし算・ひき算は載っていませんでした。
たし算・ひき算できることを教えてないのに、右上の立体の体積を求めるときに、分けて合計したり、ない箇所をあと引いたりさせるのは、飛躍があるというものです。
上記のような意見を聞き、なるほどと思いつつ、私もまだまだ勉強しなくてはなと思ったのでした。
(2016.7.26)