REDS夏の拡大例会に参加

 昨日、REDS 夏の拡大例会 ディープな国語科を学ぶ(講師:柳谷直明)に参加してきた。
 講師の柳谷先生は、北海道の小学校の校長です。野口芳宏氏ともに学び、学習用語や作文関係の本を何冊も出されています。
 この講座(例会)は、午前10時~午後4時半までの一日講座です。
 参加費はなんと1000円です。
 北海道の先生をお呼びして、なぜこの参加費でいけるのかは、柳谷先生本人が語ってくれました。
 柳谷先生は、この夏各地の講座の講師を務めたのですが、大阪から北海道に帰る日をまちがえて一日遅くしてしまったのです。
一日空いたので、「どこか話をさせてくれるところありますか」というメール(もしくはFacebook)を流したところ、REDSのサークルが手を挙げたわけです。
 さて、拡大例会は、サークルメンバーによる実践発表や模擬授業などもあり、柳谷先生は、それぞれにコメントしていました。しっかりとサークルの学びの場、成長の場となっていました。
 サークル員の発表は、資料やノートにメモし、柳谷先生は話だけ、iPadProのWordにAppleペンシルで書きました。それが、以下のメモです。

 難しい言葉を教えたいなら、分かりやすい言葉で定義する必要がある。
 ノート見開きで(家庭学習ノートの作り方)
 l 作文指導 (低)文を書かせる。(句点,読点)
 2 「学習用語」の指導法
 ・ステップアップ   ・評価から入る。   ・順序
 ・具体から抽象(読解)へ (例)動物が抽象、アルマジロが具体
 学習用語で授業はどう変わるのか。
「言語活動と言語活動の充実のための知識」を「学習用語」と称する。
「読解」で「 」を指導・理解させる。
 授業の流れ ①発問・指示 ②解を納得させる。 ③具体から抽象へ
 接続語(接続詞、名詞、副詞など)一番、次に、また
 読解指導の目的 ①内容理解 ②表現発展 ③読み方習得(教科内容)
        ④思考形式 ⑤読書発展 ⑥情報収集
 文末をきっちりする。
 国語B問題 ・引用が教えられていない。 ・3年生の読むことで教え、学ばせる。
 「 」鉤 条件に合うように
 カリキュラム・マネージメント 1年生インタビュー 3年生ポスター・セッション
               5年生パネル・ディスカッション、討論
 表現活動は、抽象から具体の方が分かりやすい。
 ①とにかく業務縮減(仕事を減らす)
 例:職員会議を二月に一回(研修を入れる)今年度の文書をつくるとき、来年度の分もつくっておく。
 ②40代は朝の仕事時間。
 範読の仕方 ・大事な言葉を言う前は、間を空ける。 ・地の文は静かに読む。
      ・副詞はゆっくり読む。(オノマトペも副詞)
      ・登場人物は少しかえて読む。     ・型にはめない。

 会場は、阿倍野市民学習センター特別会議室です。イスの座り心地は良く、空調も快適で、学びのスタイルはサークルの延長なので、楽しくも過ごすことができました。
 でも、私の今回の目的は、授業づくり一日講座の参加者を増やすことです。
 REDSの好意で、講座の紹介とお誘いを全体の場でさせてくれました。休憩時間は私の方から一人一人に声をかけお誘いしました。
 その結果、4名の方が事前入金され、2名の方が予約してくれました。
 拡大例会の参加者は十数人ですから、その中で6名の方が参加表明してくれたことは、すごいことです。
 やはり、学ぶ意欲の高い方に直接声をかけることが大切ですね。
 今日現在、入金者30名、予約者8名。目標50名まで、あと12名となりました。

(2016.8.12)