倍数の学習からスタート

 高槻市は夏休みが8月24日までで、25日から授業開始です。(前期・後期制なので、始業式ではありません。)
 8月31日までは、午前中授業です。(給食は29日から。)
 算数は、25日と26日で分けて、各クラス1時間授業をします。
 単元は、「倍数と約数~整数の仲間分けをしよう~」(平成27年度版、学校図書)から始まります。
 最初のページに破れた9月のカレンダーが載っています。
 1日の日曜日からスタートしているカレンダーで、22日の日曜日の次の日から下全部が破れています。
「上のカレンダーを見て、話し合いましょう。」とあり、右に小さく「活動」と書いています。(話し合い活動をせよ、ということでしょう。)
「この破れたカレンダーを見て、分かったこと、気が付いたこと、思ったこと を発表しましょう。」
 挙手した数人に発表させたあと、全員起立させ、隣の人に気付きを3つずつ言えたら座っていいことにします。
 列指名し、隣の子の気付きを1つだけ言わせて、活動終了です。
 この後、教科書には、次の設問があります。

①土曜日には、どんな数がならんでいるでしょうか。
②21の下の数は何でしょうか。
※ひろとさんのたん生日は何曜日かな?
(カレンダーの下にひろとさんがいて「ぼくのたん生日は28日だよ。」と言っている。)

  次のページに倍数の定義が載っています。

  7×1,7×2,7×3,…のように、7を整数倍してできる数を,7の倍数といいます。
 0はのぞいて考えます。

  7の倍数をいくつか書き、「なぜ7の倍数だと分かるんですか」と聞けば、「7で割りきれるから」という意見も出るでしょう。
 この後、3の倍数、2の倍数などを扱って授業終了です。
 ただ、夏休み明けの授業なので、導入をもう一工夫せねば、と思っています。
 一番いいのは、倍数の学習と夏休みの出来事に関連性があることです。
 足立美術館や出雲大社の話を関連づけるのは、難しそうです。

(2016.8.22)