公倍数の導入です。
「今から先生が1,2,3,4,…とカウントしますので、2の倍数で手をたたきましょう。」
1・2(パチッ)・3・4(パチッ)・5・6(パチッ)・7・8(パチッ)…となります。
「うまい。次は、3の倍数です。」
1・2・3(パチッ)・4・5・6(パチッ)・7・8・9(パチッ)…
次は、教室の左半分が2の倍数、右半分が3の倍数で手をたたきます。
1・2(パチッ)・3(パチッ)・4(パチッ)・5・6(パチッ)・7…
「何か気付いたことはありませんか。」
・6の倍数のところで両方とも手をたたいています。
「では、今度は見えるようにやってみましょう。」
次は手をたたくのではなく、イスから立つことにしました。
すると、公倍数である6,12,18で全員が立つのでした。
この後、ノートを開かせ、3の倍数と4の倍数を1~30までで小さい順に書かせ、両方にある倍数に赤で○をつけさせ、公倍数と最小公倍数を教えました。
さらに、4と6の公倍数を小さい順に5つ求める方法を考えさせました。
(2016.8.30)