笑いをねらった講座の枕

 学力研と北フェスの合同講座での枕です。

大阪の高槻市の小学校で5年生4クラスの算数を教えています。
先々週の9月9日の金曜日に、偶数と奇数を教えました。
学校図書の教科書に、こんなことが書いてあります。
みなさんで読んでみましょう。さんはい。
「飛行機の東京発の番号は奇数で、東京着の番号は偶数だよ。」
ご存知だった方? 普通、知らないですよね。
じゃあ大阪発飛行機はどうなんだろう。先生、来週、北海道ヘ飛行機に乗って調べてくるわ。と子どもに言いました。私がこの講座に参加したのは、算数の授業のためだったのです。 

  この後、証拠写真を見せていきます。これで自己紹介とともに、笑いをとることができるでしょう。昨日の講座でも、学力研(関西)の先生方は、枕で自己紹介とからめながら笑いをとっていました。例えば、岡本先生なら、奈良に住んでいて、北海道で鹿肉の料理が出て驚いたことを。深澤先生なら、兵庫大学の往復に6時間かかり、北海道に来るのと変わらないということを。
 自己紹介しつつ、北海道とからめて笑いをとり、講座のアイスブレーキングをしているわけです。これも一つの授業力ではないでしょうか。

(2016.9.18)