一番難しい分数のひき算

 今日で、分数のひき算も終わりです。

 この問題が、分数のひき算で、一番難しい問題となります。
 式を立てるのは、簡単です。
 通分もすぐにできます。
 ただ、分子同士がこのままでは引けません。

「どうしたらいいですか。」と聞くと、
「1くり下げたらいい。」という答えが返ってきます。

 左のように、直せばいいのです。
 でも、帯分数のくり下がりは、4年生で学習済みです。
 要するに、通分さえできれば、今まで習ったやり方でできるわけです。
 しかし、通分し、帯分数をくり下げ、さらに約分までするようになると、その途中のどこかで間違えてしまう場合があります。
 たんなるひき算を間違える場合もあれば、分母を3倍しているのに、分子を3倍するのを忘れてるということもあります。
 一つ一つの手順を丁寧にできることが、正しい結果につながるのです。

(2016.10.4)