iPadとの出会いを思い出す

『高学年の授業づくり2~7つの提案と33のチャレンジ~』の第2の提案は、「iPadを使う」です。
 iPadが日本で初めて販売されたのは、2010年5月28日です。
 5月10日ビックカメラで予約し、28日の発売日のiPadを購入しました。
 この当時は、購入者が殺到して買えないような状況ではありませんでした。
 でも、私は絶対に手に入れたいと思っていたのです。
 別に、MacやiPhoneも持っていないし、興味もありませんでした。
 しかし、タッチパネル式のコンピューターには興味があったのです。
 以前、特別支援学級に関わっていたとき、子どもがパソコンのマウスをうまく使えなくて困っている場面に出くわしました。
「パソコンの画面を直接さわって操作できるようにならないか」
と、強く願っていたのです。
 iPadは、指でタッチして操作できます。画面を指で広げて拡大することも簡単にできます。そして、何より、反応が早いのです。パソコンのように、ロード中みたいな待ち時間がほとんどありません。
 このiPadをぜひ、授業で使ってみたい。そう思っていました。
 今では当たり前のように使えます。いい時代になったものです。

(2016.10.12)