鈴木先生の教科書・ノート指導

 昨日、第37回REDSセミナー「教科書・ノートを使って子どもたちを知的興奮させよ!」に、参加してきました。
 初めて、鈴木健二先生にお会いし、話を聴いてきたのです。
 とても分かりやすくて、役に立つお話でした。以下は、講座でのメモです。
        ☆              ☆
鈴木講座1「教科書フル活用で毎日の授業を知的にする」
 おもしろさを発見するために
  ステップ1 教科書を読む
  ステップ2 構成要素を見抜く
      構成要素に分ける できるだけ細分化する
  視点1 意味を考える なぜそれがあるのか(なぜそれがないのか)
       なぜそれが使われているのか
       なぜそのような工夫がしてあるか
  視点2 関連づける
     イラストから問題を想像させる→タイトルから推理させる

鈴木講座2「ノートフル活用で毎日の授業を知的にする」
 高橋しん「人の背中を追いかけて走る女の子の話」
 自分が追いかけ、そして、追いかけられるように。
  ノート=思考の見える化
 →思考したくなる知的な授業→ノートとの連動で深い思考へ
 →自学との連動で思考の持続へ→
 面白いことが書いていると評価が高い。
 その子自身の意見であることが大切。
 ノートを書く意味
 脳は、インプットよりもアウトプットを重視する。
 思い出しつつ使う。
 めざすノート像
  一人一人の思考の筋道が分かるノート
  →自分の考えがたくさん書かれたノート→考えの変容、深め
 基本的なノート構成
 発問(課題) 予想 理由 今日の勉強で
  +α A 予想人数分布      B 友だちの意見へのコメント
  C 参考になった友だちの意見 D イラストや図
 Q&Aより 自分のクラスが指し手意識かコマ意識か?

(2016.10.16)