書くには強い動機がいる

 昨日は、「第2回 学級経営・授業改善セミナー」がありました。講師は、北海道の山田洋一先生と岡本美穂先生です。
 最初、左右の人、次に前後の人、次に斜めの人、そして、立って3人の人と会話を行いました。距離の違いによって、声量を上げていく必要があります。
 また、立って3人で、声をかけた先生と声をかけられた先生を確認しました。
 教室では、声をかけられた子に「かけられてどうだった?」と聞き、声をかけられて嬉しかったという気持ちを学級で交流するそうです。
 講座の中で、一番印象に残ったのは、話す・聞くには強い動機はいらないけれど、書くには強い動機がいる、ということです。
 それほど、「書く」ことは抵抗のあることなわけです。
 LINEは、書くことなのに、結構みなさんやっているのは、話す・聞くように書けるからかもしれません。
 岡本先生は「下の子を伸ばすために「書く」ことをさせる」と言っていました。
 私はどちらかといえば、対人関係に自信がないので、話す・聞くより、書く方が喜楽な気がします。
 誰かと会話するよりも、自分自身と対話することに慣れてます。
 話す・聞く向きと、書く向きとに、人は分かれるのかもしれませんね。

(2016.10.17)