教科書(学校図書5年)に次の問題があります。
それぞれの□の中は、小数か分数どちらかが分かっているので、そこから求めることができます。
例えば、0.5の下の分数は、10分の5にし、約分をして2分の1となります。
4分の3の上の小数は、3÷4で0.75となります。
ただ、計算しなくても、数直線を読み取るだけでも読み取ることはできます。
さて、2の下の分数は何でしょう。
これは1分の2となるでしょう。
ただ、他の先生が、「下の分数は大きさを比べるために、分母を全部4にした方がいいのでは」と言われたのです。
確かに、そうなると0.5の下の分数は4分の2になり、2の下の分数は4分の8となります。問題文自体に指定はないので、約分した2分の1や1分の2にすべきだと、私は考えています。
ちなみに0を分数に無理矢理直すと、0分の0ではなく、1分の0でしょう。
(2016.10.24)