戦国時代・織田信長編第1時

 6年の社会もいよいよ戦国時代になりました。

①戦国時代がいつからいつまでなのかを調べさせる。(教科書・資料集で)
②板書:戦国時代(1467~1573年)
③「戦国時代とはどんな時代ですか。2分間で書けるだけ書きなさい。」
④物価が高かったか安かったかを予想させる。
⑤当時の物価が高かったことを油を元に話す。座についても話す。
⑥100年も続いた戦国時代を平和な世の中に導いていったのが、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康であることを話し、織田信長を今日学習することを話す。
⑦板書:織田信長(1534~1582年)
   1543年(10才)ポルトガルから鉄砲が伝わる。
   1551年(18才)父死す。→1589年(26才)尾張を統一。
   1560年(27才)今川義元4万人 対 3000人 勝つ。
   1575年(42才)長篠の戦い
⑧長篠の戦いの絵から気がつくことを書かせて板書させる。

 ③では「争いのたえない時代」「戦いの時代」「まずしい人がいた時代」のようなことが出ました。イメージが持てなくて当たり前です。
 ④は「高い」がクラスの3分2ほどでした。
実際は、物価が高かったのです。油座のように、独占団体があり、個人で勝手に商売をすると、殺される、そんな時代だったのです。
織田信長については、途中で、いろいろなエピソードもまじえて、長篠の戦いまで、上記のような事項を書かせました。
(話すだけのところもあり。)
「1543年に何がありましたか。見つけた人は立ちます。」
 辞書引きと同じで、1番2番と10番までカウントしていきます。
 これを1560年・1575年でも見つけさせました。教科書や資料集や年表から、何があったかをサッと見つけられるのは、大事なことです。
 ⑧ではつぎのことが出ました。板書の気付きを元に問答して、織田信長第1時は終了です。

・黒いけむりみたいなものがある。(乾)            ・大将はおくの方にいる。(石田)
・信長はお金持ちだった。(小西)               ・日の丸を持っている人がいる(奥原)
・川をはさんであらそっている。(久田)            ・馬にのっている人がおおい。(山本)
・鉄砲をうつ人の前に木で作った、たてみたいなのがある(田中)
・「五」や「大」と書いているはたがある。(船倉)       ・さくがある。(藤本)
・織田・徳川連合軍の方は馬が少ない。(阿河)         ・名前が書いてある。(早川)
・リンチみたいなのをされている人がいる。(小林)       ・鉄砲をもっている。(中野)
・人が多い。(三宅)     ・道がある(宮田)        ・いろんなはたがある。(上田)

 旗は自分が活躍するところを見てもらうために持っているのです。

(2007.6.23)