箱の大きさを調べる方法

 どの箱が一番大きいかを調べる方法を考えさせました。

1)同じ力でなげてどちらがとぶか。
2)中にねん土をつめて、出して重さをはかる。
3)箱を1㎠に切り分けて、1㎠の数で比べる。
4)水の中で開け、たまった空気の量で比べる。
5)重さ(テープはひく)をどちらが重いか比べる。
6)箱に角ざとうが何個入るのかを比べる。
7)1辺1cmの正方形のつみ木をイとウと同じ大きさにそろえて、比べる。
8)分解してできるだけ同じ形にして、あまった方が大きい。
9)出たぶぶんを切りとってくらべる。
10)全長1cmのいすを入れる。
11)砂を中に入れて、うつす。
12)水を入れその重さで比べる。
13)同じ形・長さの氷を作って、とかして、できた水の量。
14)箱のげんかいまで水を入れ同じ容器に入れて比べる。
15)ならべて平均を出す。
16)同じ形の直方体(立方体)を作り、それに使った数で比べる。
17)小さい立方体を箱の中に入れる。
18)立体に物を入れ、その重さで比べる。
     物→鉄・水・つみ木・石・砂・小麦粉
19)水1000mLを用意して、すきまの無い箱に入れて、余った水の多さ。
20)てんかい図のじょうたいで何mgかはかる。
21)1cmの四角形をてんかい図の全てのぶ分にかいて数の多さでしらべる。
22)イを基準として高さや辺の長さなどをそろえる。

 3クラス分の意見をピックアップしました。
 16と22の意見は、公倍数的考え方です。
 右のような形のちがう箱もいくつか並べて積んでいけば、同じ立体にできるはずです。
 そのとき、使った箱の数が小さい方が大きいといえるわけです。
 昨日は、電子てんびん、計量マス、1㎤の積み木などを用意しました。
 電子てんびんで空の箱を測ると、イとウとも1.2gでした。
 あるクラスで「数を増やしたらいい」といったので、差が出るまで増やしていきました。すると、3個目でイが3.6gウが3.7gになり、4個目でイが8.8gウが9.2gになったのです。
 砂を入れるとイが32.2gウが37.6g、水だとイが24.9gウが30.6gです。
 積み木をする前に、はっきりとかさの違いを調べることができたのです。

(2016.11.2)