CCとは何か

 5年算数の体積で、水1Lが1000㎤であることを教えます。
 1L=1000mLでしたから、1000㎤=1000mLとなり、1mL=1㎤であることが分かります。
 1㎥=1000000㎤であることは数日前に学習したので1㎥=1000Lも導き出せるわけです。
 それでも、この単位換算を覚えるのは、難しいです。
 少なからず記憶が混乱してしまうのでしょう。
 さて、授業の中で、「cc」についても教えました。
「CCレモンだ。」と子どもは言うのですが、ここでの「cc」は計量カップなどで使う単位のことです。
 さて、「cc」とは、何のことでしょう。
 計量カップに100ccの水を測ったりします。
 実は、ccと㎤は同じ単位なのです。
「cc」とは「キュービック・センチメートル」の略なのです。
 キュービックは立方体ですから、「立方体センチメートル」です。
 たしかに、「㎤」と書くより「cc」と書く方が簡単です。
「ただし、授業では㎤を使ってください。」と言っておきました。

(2016.11.11)