なぜ内のりというのか

 体積も容積の学習に入りました。
 入り物に入る水の体積が容積です。
 升の実物も見せながら、升を真上から見た図をノートに描かせました。

 左のような図です。
 まず分かっているたてと横を書き込ませ、板の厚さの1cmも書き込ませました。
 そこから、入れ物の内側の長さを内のりということを教え、内のりのたての長さと横の長さを計算で求めさせたのです。
 7-(1+1)と7-1-1と7-1×2の3種類が出されました。どれでも正解です。内のりのたても横も、ともに5cmです。
 次に、入れ物の内側の高さを深さということを教え、式を書かせました。
 5-1となり、先ほど違う式になる理由を言わせます。
 この後、容積を求めさせました。
 余談で、なぜ、「内のり」と言うのか考えさせました。
 のりしろののりや、乗るから乗りや、いろいろ出ました。
「内のり」は「内法」と書きます。寸法の法がつかわれるのです。

(2016.11.14)