分数のかけ算とわり算といっても

 来週から、5年の算数も「分数のかけ算とわり算」に入ります。
 そうはいっても、分数同士のかけ算やわり算ではなく、分数に整数をかけたり、分数を整数で分けたりするだけです。
 要するに、左のような問題が解ければいいのです。
(もちろん、一定の理解を経てです。)
 分数×整数なら、分子と整数をかけ算。
 分数÷整数なら、分母と整数をかけ算。
 分数×整数は、かけ算はその数だけ足すことを使えば、分母は変わらず、分子だけの計算で求められることが分かります。
 一方、分数÷整数は、わり算なのに、なぜ、分母をかけることになるのかが、不思議でしょう。
 操作すればできることですが、常に分からなさが残りそうです。
 あと、帯分数を仮分数になおすこと、約分することなども確実にできないといけません。
 また、分数のわり算といっても、結局するのは、かけ算なので、かけ算の計算まちがいをしないようにもさせていくべきでしょう。

(2016.11.18)